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ホームヘルパーが調理中、利用者様に味見をしてもらうメリットデメリット

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新米のヘルパーにとって、訪問介護で調理を担当すると「利用者様の好みの味に仕上げられるかな…」と不安になってしまいますよね。

基本的には、利用者様の好みを把握しなければいけないので、味見はしてもらった方が良いのですが、味にウルサイ利用者様から「不味い」などと言われるリスクもゼロではありません。

ここでは、訪問介護ヘルパーとして10年以上の経験を積んだ筆者が、利用者様に味見をお願いするメリットやデメリットなどについて、説明いたします。

訪問介護で利用者様の味見は必要か?

利用者様の自立度にもよるのですが、基本的に味見はヘルパーのみで利用者様にはお願いしないケースも多いです。
高齢者の味覚は、徐々に衰えていきますし、塩分制限がある利用者様もいらっしゃるため、ヘルパーの加減で調理してしまうわけですね。

しかし、本当にそれが、正しいヘルパーの在り方かと聞かれれば、答えはNoです。
なぜなら、ヘルパーは利用者様へ食事を提供する家政婦ではないからです。あくまでも、利用者様の自立をサポートするのが役割です。

味付けが利用者様の口に合うかどうかは、調理の途中、あるいは調理後に味見をしてもらって聞いて下さい。
自分で味見をして問題ないと思っても、利用者様の口に合うとは限りませんからね。

むしろ、「味見をさせてもらえない!」と不満を感じた利用者様が、「このヘルパーは美味しい調理ができない」と判断し、訪問介護事務所やケアマネジャーにヘルパーの変更を申し出るなどのクレームがいくこともあります。

利用者様に味見をしてもらうことは、トラブルを未然に防ぐためにも必然だと言えるでしょう。

訪問介護で利用者様に味見をしてもらうメリット

利用者様に味見をしてもらう…普通のヘルパーにとっては何てことのない行為ですが、料理が苦手だったり、(自分の)味覚が人と少しズレている方にとっては、とてもプレッシャーを感じる瞬間ですよね。

でも、だからといって、ダメ出しをされないよう、味見せず作ってハイ終わり!だけでは、前述したようにヘルパーとして利用者様の介護をしたとは言えません。

たとえば、「お年寄りだから和食や薄味の料理が適切」「やわらかい食感が好きだろう」などと決めつけていませんか?
もちろん、重度の糖尿病や腎臓病などを患っている利用者様に対しては、配慮が必要となりますが、自分本位で提供する支援に対して、快く思われていない利用者様もいるかもしれませんよ。

一生懸命作った料理を否定されるのは怖いですが、味見をしてもらうと実はたくさんのメリットもあるんです。
これから、一つずつ説明をさせていただきます。

利用者様の味の好みが分かる

当たり前ですが、利用者様に味見をしてもらえばもらうほど、味の好みを把握できるわけですから、どんどん調理のウデは上がっていきます。
また、味だけでなく、野菜やお肉は食べやすいサイズか?また固過ぎないか?などの食感にかかわる好みまで把握ができるんです。

一方、いつも味見をさせないヘルパーは、調理の度に味付けに悩んでしまうので、時間をかけすぎてしまったあげく、他の支援に時間が割けなくなってしまうなんてこともあります。

繰り返しますが、ヘルパーの目的は食事の提供ではなく、その先にある自立支援です。
利用者様は、自分好みの味付けだと食が進みますから、味見をするのは自立支援をするために必要なことなんですね。

コミュニケーション手段になる

利用者様によっては、普段から無口で訪問してくるヘルパーとも会話しない方もいらっしゃいます。

もちろん、利用者様のアイデンティティは尊重すべき点ですが、無口になる理由はヘルパーとの会話の糸口が見つけられないだけかもしれませんし、ヘルパーも同様の悩みを抱えていることありますよね。

そんなときは、調理のときに味見をお願いすることでコミュニケーションを図ることができるので、利用者様がヘルパーに心を開くきっかけになります。

ヘルパーとして、利用者様との信頼関係をきちんと築くことができれば、より良いサービスを提供できるようになりますよね。

訪問介護で利用者様に味見をしてもらうデメリット

一生懸命料理を作っても、味にうるさい利用者様などは、口に合わずクレームとなる場合があります。

クレームがきたからといって自分の料理のウデが悪いとすぐに諦めたり、担当を外れてしまうのではなく、もう一度利用者様の好みの味付けを覚える努力をしましょう。
可能であれば、サービス提供責任者(※以下、サー責)や先輩ヘルパーに同行して、一緒に味見をさせてもらい、好みを知ることも有効な手段です。

私たちは、料理人ではなくヘルパーなのですから、必要以上に落ち込んだり自分を否定する必要はないんですよ。

利用者様からクレームをもらわないための対策

ただ、利用者様の好みに合わせた調理をするためには、自分の料理のウデがある程度基本レベルに達していることが前提となります。
訪問介護を始めてまだ日が浅く、とくに料理が苦手だという方は、料理のウデを上げることもヘルパーとしてレベルアップする大切なポイントとなります。

レベルアップしていくためには、先輩ヘルパーさんから料理のコツを習ったり、普段から自宅で料理をするなど、まずは調理に慣れるようにしましょう。

また、限られた時間内で調理をしなければならない訪問介護では、焦って調理の味付けが定まらないこともあります。
新米ヘルパーさんは、先輩ヘルパーさんに時間の上手な使い方を教わることもおすすめですよ。

メモ

筆者は以前生活援助で利用者さん宅に訪問している時、1時間30分で買い物・調理・掃除をしなければならず、いつもバタバタと作業をしていました。

後ろにほかの訪問も控えているので、遅れるわけにはいかず、料理もいつも簡単なものしか作れませんでした。

しかし、先輩ヘルパーさんに上手な時間の使い方を教わり、実践することで余裕ができたことで、料理にも集中できるようになりました。
また訪問する利用者さんの好みの調理方法や味付けをメモするようにし、訪問前に確認しておくことで作業効率がグッと上がりました。

訪問介護で調理グッズは持ち込みOK?

訪問介護で調理が苦手なヘルパーの中には、レシピや普段自分が使っている調味料、あるいは皮むき器などの調理グッズを、利用者様のご自宅へ持ち込むことで、少しでも時間の短縮や美味しい料理を作りたいと思う方もいるでしょう。

しかし、残念ながら、利用者様のご自宅へモノを持ち込むことは、原則できない事業所が多いでしょう。

レシピ本くらいなら問題ないでしょうが、調味料や調理グッズなどは、明らかにやり過ぎです。
他ヘルパーとのサービスレベルに差が生まれると、クレームに発展するリスクもありますからね。

それでも、「どうしてもこれだけは!」という持ち込み希望があれば、サー責や先輩ヘルパーなどに相談してみてください。

まとめ

筆者が訪問介護で調理を担当していたとき、ある90代の利用者様はお肉が大好きで、時々買い物の時にステーキ肉を頼まれて、利用者様のご指導のもとステーキを焼いていたことがあります。
また、ある80代後半の利用者様は、健康のためにレバニラ炒めを週に数日食べることにしており、たびたび調理を頼まれることがありました。

要介護状態となり自分の力だけでは生活が難しくなった利用者様にとって、食事は楽しい、幸せな時間でもあります。

ヘルパーは、利用者様の幸せな時間をより良いものにしていくためにも、ぜひお声かけをしながら味見をしてもらい、一緒に調理をすることを楽しんでもらいましょう!

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ピヨ太郎

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